リクルートメディカルキャリア、慈恵大学先端医療情報技術研究講座と、
ICTを活用した「医療従事者向けモバイルアプリケーション」と
「地域包括ケアシステム」に関するサービスの共同推進を開始

人材紹介業を手掛ける、株式会社リクルートメディカルキャリア(所在地:東京都港区、代表取締役:長尾吉祐、以下リクルートメディカルキャリア)と学校法人慈恵大学先端医療情報技術研究講座(本部:東京都港区、理事長:栗原敏、以下慈恵大学)は、2017年9月に医療従事者向けモバイルアプリケーション等に関するサービスの推進における共同研究契約を締結いたしました。当社が2017年4月より開始している、ICTを活用した「医療関係者間コミュニケーション」と「地域包括ケアシステム」に関するサービスに対し、慈恵大学先端医療情報技術研究講座における臨床学的な視点からの当社へのアドバイスや導入検討施設への学術情報の提供、執筆活動のサポート等を通じて、より一層のサービス展開を加速して参ります。

共同研究の目的と背景

 日本では諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しており、団塊の世代(約800万人)が75歳以上となる2025年以降は、国民の医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれています(※1)。一方で、医師・看護師などの医療人材不足、地域・診療科目における偏在も大きな課題となっています。  これらの解決策として厚生労働省は高齢者の尊厳の保持と自立生活支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制「地域包括ケアシステム」の構築を推し進めています(※2)。  上記の課題や政府の指針により、医療の効率化が大きなテーマとなる中、ICTを活用することによって医療機関連携や多職種連携を行うことで、医療関係者の業務効率化を推進し、日本の医療システムを維持することにつながります。

 創業以来35年以上の実績を持つ医師人材紹介サービス『リクルートドクターズキャリア』をはじめとした医療従事者向け転職サポート、及び全国の医療機関への採用を支援するリクルートメディカルキャリアと、健康管理、救急現場、リハビリテーション、介護、病院間ネットワーク等の幅広い分野でのICT開発を進める慈恵大学先端医療情報技術研究講座において、両社それぞれの強みを活かした協働体制を構築し、2017年4月より複数の地域において順次サービス提供を開始しているICTサービスの拡大を通じ、医療関係者間連携と地域包括ケアシステムの推進を目指します。 

 本共同研究によるICTサービスの展開を通じ、当社の目指す「だれもが安心で質の高い医療サービスを受けることができる社会」を実現すべく、一層のサービス価値向上に努めて参ります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

※1 ※2 出典:厚生労働省ホームページをもとに作成
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/

サービス内容 『汎用画像診断装置用プログラム Join』・『多職種連携クラウドシステム Team』 について

 『Join(製造販売元 株式会社アルム)』は「医薬品医療機器等法」における医療機器プログラムとして認証されたソフトウェアです。CTやMRIなどの医用画像や心電図などの生体モニターを医療関係者間で共有し、画像をスマートフォンで表示することで診療にお使いいただけるモバイルアプリケーションです。チャット機能を用いて、共有を許可された医療関係者へ画像やメッセージなどを送付できるほか、ICUや手術室にカメラを設置すればリアルタイム動画をストリーミング配信できます。院外医から院内医への診療アドバイスや、専門医へのコンサルテーションなど、診療科内での利用だけでなく医療機関連携の際にお使いいただくことができます。

 当社は『Join』などの販売を通して、医療資源が乏しい地域においても患者様が的確な医療を受けることができる機会を創るとともに、医師偏在の解消や業務負荷の軽減を図ります。またこれらのネットワークを普及させることで、脳神経外科や心臓血管外科領域における治療や診断の早期化など、急性期医療へ貢献するとともに、人材紹介サービスだけでは実現が難しい、医療サービスの地域格差を解消すべくサービスを展開して参ります。

 また『Team (製造販売元 株式会社アルム) 』では、医療と介護・看護サービスをシームレスに繋ぎ、地域包括ケアシステムの推進を図ります。タブレット端末で日々の訪問介護、看護の業務内容を文字情報や写真で記録し、多職種間でのリアルな情報共有、連携が可能となります。蓄積された利用者の経過情報に基づき容体の変化を常に確認し、緊急対応時の体制をサポートします。訪問記録の二重入力解消など、介護・医療従事者の業務効率化と最適化を実現し、地域を病棟と見なした仕組みづくりを支援することで、誰もが安心して住むことができる社会創りに貢献いたします。

“Team”を活用した医療関係者間連携イメージ図

学校法人慈恵大学 先端医療情報技術研究講座について

学校法人慈恵大学 先端医療情報技術研究講座(2017年10月現在)

・名称  : 
学校法人慈恵大学
・代表者 : 
理事長 栗原敏
・本社  : 
東京都港区西新橋三丁目25番8号
・講座名 : 
先端医療情報研究講座
・設立  : 
2015年4月1日
・業務内容: 
  1. 1.医療関係者間コミュニケーションアプリ“Join”開発
  2. 2.救地域医療ネットワーク・SNS“Team”
  3. 3.救命・救急補助スマートフォンアプリ“MySOS”開発
  4. 4.介護見守りサービス開発
  5. 5.ウェアラブルデバイス開発
  6. 6.院内オンライン会計システム開発
  7. 7.院内総合案内支援サービス開発
・ホームページ: 
http://www.jikei.ac.jp/academic/course/79_advanced_medical_information.html
 

■本件に関するお問い合わせ

株式会社 リクルートメディカルキャリア

電話番号 0120-953-616 (大代表)

e-mail: info@recruit-mc.co.jp

企業HP: https://www.recruit-mc.co.jp/