PROJECT STORY
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ユーザー第一主義で、検索順位トップをねらえ!

薬剤師求人プレミア」薬剤師ネット」
SEO強化プロジェクト

薬剤師求人プレミア

年収600万円以上、転勤なしなど、薬剤師に人気の求人を厳選した情報サイト。47都道府県、常時15,000件以上の求人情報を誇る、「リクナビ薬剤師」プロデュースのプレミアムサイトである。

薬剤師ネット

薬剤師や薬学生を対象にした情報ポータルサイトとしてスタート。「薬剤師求人プレミア」と連携し、仕事や転職に関する情報コンテンツを多数掲載しているのが特徴である。

PROFILE

森 美穂

2011年中途入社

Webマーケティング会社から転職。
「リクルートドクターズキャリア」などのWebサイト運用を経て、2013年2月に本プロジェクトのプロデューサーに就任。2児の母でもある。

松尾 茂起

株式会社ウェブライダー代表取締役

Webマーケティングのスペシャリストとして、幾多のプロジェクトを成功に導く。2012年、外部コンサルタント兼ディレクターとしてRMCに招聘される。

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Part 01

2012年。
SEOは新たな局面を迎える。

2012年夏。RMCが新しいWebサイトを立ち上げた。「薬剤師求人プレミア」と「薬剤師ネット」。薬剤師向け求人情報サイトとしては後発となるこれらのサイトは、先行する競合サイトに対し、認知度の差で苦戦を強いられるスタートとなった。

ご存じのとおり、Webマーケティングにおいて検索エンジンによる上位表示は、競争を勝ち抜くうえで真っ先に取り組まなければならない最重要課題となる。いわゆるSEO対策だ。2012年当時は、旧来のSEO対策手法が全盛を極めており、ペイドリンク(外部サイトからの有料リンク)や、サイト内のキーワード分散などによる、いわば“小手先の”対策が横行していた時代。後発のサイトが検索エンジンによって上位表示されるには、どれだけの予算投下が必要だったか分からないうえ、絶対性の極めて低いギャンブル的投資には、RMCも手を出す気にはなれなかった。また検索エンジンのロジックが急激に変化する時代に重なったこともあり、ペイドリンクによる外部サイトとの連携などは、SEOの評価対象にならないことも分かり始めていた。

そんな折、これら両サイトの開発にも携わった外部ディレクターより、先進的な提案が持ち込まれた。提案主は京都を拠点にWebマーケティング界に旋風を巻き起こしていた、ウェブライダーの松尾茂起である。

「まず提案したのが、両サイトの特性を生かしたSEOを行っていくということでした。薬剤師求人プレミアが求人情報サイトであるのに対し、薬剤師ネットはターゲットに有用な様々な情報を配信していく薬剤師お役立ちサイトという位置づけです。ですので薬剤師ネットに掲載するコンテンツの『情報の質』を上げることでターゲットの共感を喚起させ、彼らがソーシャルメディア上で薬剤師ネットにリンクを積極的に貼ってくれる状況を作っていくことを目指しました。つまりソーシャルリンクですね。このソーシャルリンクによって薬剤師ネットの人気を高め、ここを経由して薬剤師求人プレミアへ流入させていくという手法です。これは当時検索エンジンの方向性がユーザー第一主義になっていくことに合わせた、ある意味正攻法の手法です。」

それまでの常識だったペイドリンクを捨て、ナチュラルなソーシャルリンクによって検索エンジンからの信頼性を高めていこうという松尾の提案は、当時の状況からすると、実験的要素の高い賭けでもあった。不確定要素も多いこの提案に対し、一般的な大企業は二の足を踏むことも多かっただろう。しかしRMCはこの提案を受け入れる。当時のRMCの印象を松尾はこう振り返る。

「一般的に企業は自社サイトの認知度を早急に高めたいと考えがちで、短期的に結果が出る提案を喜びます。ただ当時私が提案した内容は実験的であり短期に成果が出せるという性質のものではありませんでした。RMCの特質的な点は、サイトをじっくり育てていこうという視点を最初から持っていたことです。PDCAをしっかり回す体制をつくり、成功・失敗に関係なくあらゆる手段に対してプロセスを振り返ることで、知見を貯めていこうという姿勢に溢れていました。幾多の事業を育て成功に導いてきたリクルートのDNAというんでしょうか。これは、特にスタートアップ企業などには見ることのできない特徴です。コンテンツの質を高めるという本質的で時間のかかる作業に、何の迷いもなく取り組んでいこうと決心されたことに、正直驚きましたし、その姿勢に私自身も刺激を受けました。」

かくして、ユーザーの心に届く、良質なコンテンツづくりが始まったのである。

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